心房細動があると、心房内の血流が乱れて滞るため、心房内に血のかたまり(血栓)ができやすくなります。
血栓が血流にのって脳に運ばれ、脳の血管が詰まると、脳梗塞(心原性脳塞栓症)をおこします。
心房細動が原因でおこる心原性脳塞栓症は、他の脳梗塞よりも広い範囲の脳がダメージを受けることが多く、
特に予防が肝心です。
心房細動が原因でおこる脳梗塞は重症化しやすく、命にかかわるだけでなく、
重い後遺症を残して寝たきりや介護が必要となる可能性が高くなります。
2024年12月作成