心房細動は最も多くみられる不整脈です。欧米では、40歳以上になると4人に1人が心房細動を発症するといわれています。
日本でも生活習慣の欧米化に伴い、心房細動の患者数は増加傾向にあり、1980年以降、心房細動の患者数は増え続け、2005年には、定期検診でみつかった心房細動の患者さんだけでも約70万人いたと考えられています。
また、心房細動は加齢とともに起こりやすくなる不整脈で、高齢者で多くみられるのが特徴です。
今後さらに高齢化が進む日本では、2030年ごろには100万人を突破すると考えられています。