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リハビリ

薬以外の治療として入院直後から、リハビリを始めます。いきなり歩く練習をするのではなく、正しい姿勢を保つとか、関節を動かすとか、入院直後からできるリハビリをはじめます。普通に寝ていても、ずっと寝ていると、関節が固まったり、筋肉が弱ったりするため、寝ている間から行うリハビリがあります。個人の回復度合いに応じて、病院に入院中から自力で座ったり、歩いたりといった、できるだけもとの生活に近づけるための訓練をします。退院後も続けることが多いです。リハビリ中は、家族の誰かがつきっきりになるケースもあれば、市(区)町村に相談して、介護保険に認定をされた場合、病状に見合った介護が受けられます。(厚生労働省ホームページ 脳卒中治療法)

リハビリの流れ(例) 1.発症。2.急性期(発症直後から2~4週間) 急性期の治療:・診断、治療、リハビリが並行して行われる。・診断が確定し、治療方針が決まる。急性期のリハビリ:・動かない手足をよい位置に保つ(良肢位)・体位を変える・関節を動かす・座る 3.慢性期(回復期・維持期)慢性期の治療:・再発を予防するための治療が行われる。・入院期間中から、ふだんの生活に必要な動作のためのリハビリが行われる。・退院してからは、通所施設や自宅でリハビリを続ける。慢性期のリハビリ:自力で座る・寝返りをうつ・起きあがる・立って歩く・日常の動作 だんだんリハビリの内容を変えていく